ふぇぶろぐ!

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中国メーカーの躍進と、スマホ業界のこれから。

中国の華為技術(Huawei)がスマホ市場シェアにおいてAppleを抜き2位となったことが、8月1日に発表されました。

このことは、Web上のニュースだけでなく、TV等各種メディアで取り上げられました。

今から約5年前の2013年第三四半期*1に3位に急伸、以降急激にシェアを伸ばしていたHuaweiが、上半期だけで9,500万台のスマートフォンを出荷し2位に躍り出たことは、これからのスマートフォン市場の未来を決定づける重要な歴史と言えるでしょう。

 

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Huaweiの躍進は目に見えて好調ですが、他のメーカーの追従も無視できません。   IDCの統計によると、2018年第二四半期*2の世界シェアはSamsung*3Huawei*4Apple、Xiaomi*5、Oppo*6の順。

SamsungAppleは言わずもがな、ブランド力とその製品の完成度でシェアを獲得していますが、以下に続くXiaomi*7、Oppo等はどうでしょうか。

 

Xiaomi

Xiaomiは、主に低価格帯の製品を中心に製造・販売し、コストパフォーマンスの良いスマートフォンブランドとして人気です。

 

 

上の画像は、最新機種のMi 8 SEです。iPhone Xライクなデザインもさながら、Snapdragon710にRAM 6GB、ROM 128GB、そして2244 × 1080ドットの有機ELディスプレイ搭載で約3万1千円と、他メーカーと比べても魅力的。

Vivoやoppoみたいな飛び出すカメラは付いていませんが、この値段なら十分でしょう。

そして、Xiaomiが好まれる理由はそのOSにもあります。Xiaomiの端末には*8Huaweiで言うところのEMUI、「MIUI」が搭載されています。

独自の端末に、独自の(カスタム)OS。これは、Appleに似ていますね。このことからなのかは分かりませんが*9、Xiaomiは「中国のApple」と呼ばれていたりもします。

Xiamiは廉価機種の販売に注力し、オンライン中心の販売を行うなどしてシェアを拡大してきましたが、スマホ自体の性能が向上すると共に、ユーザーの関心が他に移り、人気が低下してしまいました。

Oppo

今年2月に日本に進出したOppoは、優れたカメラ性能を売りにしています。カメラが回転する方式のOppo N1を初め、特にインカメラに特化した製品を開発。更には若年層に人気のタレントを起用した広告を展開し、若者の人気を集めています。

販売方式はXiaomiと真逆で、オンライン上ではなく実店舗での販売に力を入れています。スマートフォンが普及していない地域に店舗を展開させ、中国全体では20万店舗以上に成長しています。「Oppo  r11s」の画像検索結果

 

上の画像は日本初上陸モデルのOppo R11s。iPhone 7のような見た目ですが、ある程度の狭額縁です。

スペックはSnapdragon660にRAM 4GB・ROM 6GB、2,160×1080ドットの有機ELディスプレイを搭載。そしてなんと言っても特徴的なのが20M+16MPデュアルのメインカメラと、20MPのインカメラです。

価格は6万円前後と安くは無いですが、ミドルクラスのスマートフォンとしては十分な性能でしょう。

 

スマホ業界のこれから

コストパフォーマンスに優れたモデルを多く販売するXiaomiが失速し、カメラ性能に優れた機種を販売するHuaweiやOppoが成長してきていることを見ると、基本的な性能でスマートフォンを選択するユーザーが減ってきているように思います。スマートフォン業界全体の売上増加が鈍化しつつある中、各メーカーはどのような戦略を持ってその低迷を打開しようとしているのでしょうか。

中国メーカーの間ではオフライン販売の動きが広がっています。Oppoの新興国での人気上昇のひとつに実店舗での販売がありました。中国ではネット通販のほうが簡単ですが、新興国ではオンライン販売が普及していませんし、実店舗で買うよりも不安は大きいでしょう。Oppoは緑のイメージカラーの正規販売店を各国に展開し、販売数を伸ばしています。

Xiaomiもまたこの動きにならい、実店舗での販売を強化しつつあります。

スマートフォンのスペックは年々進化し、多くのユーザーにとってその殆どがオーバースックです。しかし廉価モデルでは不満な点がある。そんなところに目をつけ、各メーカーは「スーパーミッドレンジ」端末に力を入れています。Oppo R11sはまさにそれで、スマホシェア1位のSamsungもまた、フラッグシップであるGalaxy SシリーズでもエントリーモデルのEシリーズでもなく、ミッドレンジモデルのAシローズの販売を強化しています。

 

通常利用に不満がなく、ちょっと自慢できる部分がある。

そんな製品が増える中、各メーカーはどのようにこの戦いを、生き残って行くのでしょうか。これからの動きに注目したいですね。

 

 

 

 

ではまた。

*1:2013年7月~9月

*2:2018年4月~6月

*3:三星電子

*4:華為技術

*5:小米科技

*6:欧珀移動

*7:絶好調な時と比較して失速していますが

*8:Android One端末除く

*9:Xiaomiの共同創業者、Lin Bin氏がStave Jobs氏に似たステージパフォーマンスを行うことから