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【珍駅】30分に一度しかホームに上がれない。名古屋鉄道『西枇杷島駅』へ行ってみた!

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こんにちは。

またまた近場ですが、今回も一風変わった駅をご紹介します。

西枇杷島駅って、どんな駅?

一言で言うなら、「島」かな。

 

西枇杷島駅ってどんな駅?

名古屋市の北方に位置する愛知県清須市枇杷島町にある、名古屋鉄道(名鉄)名古屋本線の駅。

本線と支線(犬山線)が分岐するデルタ線*1を構内で管理する重要な駅です。

600m西に準急停車駅、900m東にも駅があるため利用者は少ないですが、ホームが狭すぎて危険なため列車が近づくまでホームに上がれないこと、人がいるのに無人といったことで有名となっています。

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西枇杷島駅配線図。ちなみに利用者数は440人ほど

 

JRで枇杷島駅

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 スタートは名古屋駅きしめん住よしをスルーし、東海道線枇杷島駅へ向かいます。

 

愛知県民だからって、毎日きしめんを食べるわけじゃないんだからね!!

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▲回送列車同士の縦列停車

電車同士が至近距離で見つめ合っていました。微笑ましいですね。

連結を切り離してちょっとずらしただけでしょ。

 

 

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列車に乗り込んで、新幹線と並走しながらあっという間のひと駅、

 

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▲これが、通常のホームの広さです

枇杷島駅に到着。ビワの木もなく、島の上でもない。ごく普通の駅です。

 

 

徒歩で西枇杷島

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▲駅名の右にある「TKJ」とは、JR東海の子会社東海交通事業のこと

 枇杷島駅を出て、ここから徒歩で西枇杷島駅へ向かいます。

東海交通事業(TKJ)城北線は、名古屋市内を走るのに本数が非常に少なく、しかも1両のディーゼルカーで走っているという変わった路線です。

 

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っと、途中にこんなものが。

 

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日本初の歩道橋の一部を利用したモニュメントみたいです。

 清須市西枇杷島町を通る旧国道22号(現在の県道名古屋祖父江線)の交通量は、愛知県内でも非常に多く、交通事故が多発していました。また、近くには小中学校があり、多くの子供達は登下校時に必ずこの国道を渡らなければなりませんでした。 

 そのため、PTAのみなさんから早く陸橋を作ってほしいとの声が上がり、昭和33年夏に計画が決まりました。

 歩道橋は、それまで全国に例がなく、その構造や設置場所について、建設省(現在の国土交通省)や警察と相談しながら、当時の技術を集めて、昭和34年6月、この二見交差点に、日本で最初の歩道橋ができました。

 総工事費は320万円、全長46.8m、幅2.5m、高さ5mの鉄筋コンクリート製で、高さ80cmの金網つき手すりが取り付けられました。

 その後50年たち、平成22年9月、新しい歩道橋に架け替えられました。古くなった橋は、現在、名古屋大学に保存されています。 

昭和34年だから、59年前か。日本初の歩道橋って、割と最近なんだね。

 

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▲陸橋右側が西枇杷島駅です

線路が見えてきました。もうすぐ到着です。

 

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▲タバコの自販機、売却します!?

ふと右を見たら、なんじゃこりゃ。

普通の自販機だと思ったら、自販機ごと売ってました。いくらなんでしょうか。

買う人いるの・・・

 

西枇杷島駅・周辺

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西枇杷島駅舎(恐らく昭和24年築)。ボケてる...

そんなこんなで西枇杷島駅に到着、

 

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▲まるで京急のような快速特急

すると同時に、早速列車が通過していきました。

 

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▲左から待避線・下り本線・上り本線・待避線・デルタ線への分岐線と5本もの線路が敷かれている

普通停車駅にしては豪華な設備です。

 

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▲端から端までが長い踏切。開かずの踏切ではないが、結構な頻度で列車が通過する

遮断棒は全部で13本もあり、その内の3本は空いているときの方が少ない構内踏切です。

 

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奥に見える高架は、東海道新幹線東海道本線です。

新幹線の車窓を眺めていると、突如現れる"変な駅"はここだよ!

 

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▲ホーム上にあるのは、駅名標と列車非常停止ボタンのみ

三日月状の狭いホームには屋根も待合室もなく、時刻表すらありません。

それに加え、1時間に2本の普通以外全列車が通過するので、安全確保のために普通列車が接近するまでホームには上がれないようになっています。

 

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▲30分に1本しかない普通列車。この列車の終点豊明駅は、日本一大きな無人駅だったりします

上り列車がやってきました。

立っている方を見ると、いかに狭いホームかが分かります。

こんなに狭いホームなのに、事故件数はJRの枇杷島駅より少ないという...

 

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https://www.sankei.com/west/news/171212/wst1712120068-n1.html

JRが事故等で不通になったとき、付近でのお祭り開催時などはこの狭いホームに大勢の人が上がり、大変なことになります。

 

西枇杷島駅・駅舎

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▲右側の小屋は券売機を雨風から守るためのもの

いかにもローカル駅、という趣の駅舎ですが、これでも名古屋から3駅目です。

 

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▲蔵のような建物が駅舎本体

西枇杷島駅は戦時中に一度休止しており、営業再開された昭和24年頃建てられたと思われる駅舎がそのまま使われています。

 

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▲裏からの姿は蔵そのもの。

蔵風の駅舎にしたのには、なにか理由があるのでしょうか。

 

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小屋の中にある券売機は、今は少なくなったボタン式。

 

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▲もしや蔵を改造して待合室を作った?

窓口っぽいものがあります。昔は有人駅だったんでしょうか。

 

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▲待合室内に掲示されている時刻表

時刻表はこの通りスカスカです。朝夕に毎時3・4本があるのみで、他は毎時2本。

急いでるときは隣駅まで歩いたほうが早かったりするよ・・

 

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▲列車が来るまでホームに入れないことの案内も。

西枇杷島駅長」と書いてあるのに、当駅についてのお問い合わせは名鉄名古屋駅へご連絡ください?なぜ駅長がいるのに他駅へ連絡させるんでしょうか。

 

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▲通過列車が多く危険なため、改札すぐ前の踏切は普通列車到着前まで開かない

上の方に、係員がご案内しますとの表示があります。

普段は閉まっているこの踏切、列車到着前になると係員の方が開けてくれますが、その係員さんは改札や集札を行わないため、無人駅の扱いとなっているようです。

つまり、駅員として勤務されている方がいないため、問い合わせ先が他駅になっているようですね。

え、じゃあ、「西枇杷島駅長」って...

 

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下り列車が通過するとき、構内踏切が降りているため上り列車に乗り遅れる可能性があるようです。

構内踏切をくぐろうなんて考えちゃダメだよ...

 

枇杷島分岐点(デルタ線)

列車の到着まで時間があるため、構内で管理しているデルタ線、「枇杷島分岐点」を見に行ってみます。

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三角線の左側に当たる本線と支線(犬山線)の渡り線。現在は臨時列車以外ほぼ使用されていません。

 手前側が本線で、カーブしている線路の奥に小さく見えるのが犬山線

岐阜と名古屋を結ぶ本線と、犬山城で有名な犬山・鵜沼と名古屋を結ぶ犬山線が分岐するここが、枇杷島分岐点です。

 

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Google Mapで見るとこのように、きれいな三角形を描いています。

昔はこの三角の中に民家があったそう。

ナニコレ珍百景にも登場したよ。

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▲三角形の下側、名古屋本線ですれ違う特急と快速特急

この分岐点のあたりには昔、「枇杷島橋駅」という特急停車駅があったそうです。

その名残で、分岐点から◯円区間~なんてきっぷもあるよ。

 

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▲犬山方面へ向かう列車

三角形の右側の線、犬山線を通る列車は、大きく左にカーブして北上していきます。

ここらへんはよく揺れるから、いつも車掌さんが「この先カーブがあります。列車の揺れにご注意ください」といっているよ。

 

西枇杷島駅・ホーム

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▲ギリギリに停車するのはまだいいほうで、6両編成の列車はホームからハミ出た2両のドアが開かない

さて、列車が来たので踏切を開けてもらってホームへと上がってきました。

電車との距離が近くてちょっと怖かった。

 

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西枇杷島駅駅名標二ツ杁は「ふたついり」と読む

30分に一度の列車でしか行けず、ホームには駅名標しかなく、人もおらず。

まさに、西枇杷「島」だね!

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▲ここから乗ったのは私だけ

写真だと広く見えますが、だいぶ狭いです。このホーム。

って、写真撮ってる場合じゃない。発車するよ!

 

まとめ

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今回は地元の駅を取り上げました。

地元って、県内ってだけでしょ。

いつも通過していて、よく気にしていなかった駅がこんなに面白いところだったとは、もっと早く来ればよかったな。

名古屋にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください!

 

名古屋鉄道名古屋本線西枇杷島駅

 住所:愛知県清須市西枇杷島町川口37-2

開業日:大正3(1914)年1月23日

ホーム:2面4線構造

 

*1:三角に敷設された線路のこと