ふぇぶろぐ!

【最後のIntel Mac】MacBook Pro Mid 2020を(ジャンクで)買ってみました

Intel Macのサポート終了が囁かれる2023年に...買ってしまいました。

購入動機

これまで私が使用していたPCはMacBook Pro Late 2016 13インチ。

タッチバーが搭載され、端子がUSB-Cのみとなった最初のモデルです。

CPUは第6世代Core・SkyLakeのCore i5-6267Uで、メモリは8GB、ストレージは256GB。

ネットサーフィンやブログ執筆程度ならば問題はありませんが、動画を見たり画像編集をすると...重い。

しかも、製造から7年以上経過したこともあり、一部のキーの効きが悪くなってしまっています。

ソフトウェア面では、2021年のmacOS Montereyでアップデートが打ち切られ、SkyLakeなのでWindows11にも非対応...

まあ、macOSでしか使わないけどね。

というわけで、買いました。

 

外観を見てみる。

購入したのはMacBook Pro 2020年モデルの上位バージョン。

CPUに第10世代Core・IceLakeのCore i5-1038NG7を搭載し、メモリとストレージは旧PCの2倍の16GB/512GB。

ストレージはクラウドや外付けでなんとかなるにしても、メモリは増設できないのでこれはありがたい。

最新のM3 MacBook Proはメモリ8GB〜なんだよね...

お値段はジャンクで39,800円でした。

ジャンク理由は外装不良ということで、右手前の角が凹んでしまっています。

安いからこんなもんかな。

他の部分は概ね綺麗ですね。

キートップには多少のテカリがありますが、Amazon等にて数千円で交換用パーツが販売されているので、気になってきたら替えようと思います。

2016年モデルとの比較。

キーボードがバタフライ式からシザー式に戻った影響で、数mm厚みが増しています。

その代わり打ち心地は大幅に向上。

これなら外付けキーボードを持ち歩かなくてもいい!

←2020        2016→

矢印キーが逆T字型になって探しやすくなりましたが、デザイン的には右の2016年モデルの方がまとまりがあるように見えます。

ちなみに、今回選んだのはUSキーボードモデルです。

理由は安かったから。ただそれだけ。

ですが、数日間使っているうちにUSでもいいかな、と思えてきました。

日本語入力と英語入力の切り替えも、”英かな"というアプリを入れることで解決しましたし。

ei-kana.appspot.com

エンターキーの形状はやはりJISの方が好みですが...。

ところで、このMacBook Proに搭載されているキーボードは単体販売されているMagic Keyboardとキートップに互換性があるようです。ジャンクなMagic Keyboardを手に入れたら、白黒キーボードにカスタムしてみるのもいいかもしれません。

JIS配列にUSキートップを装着できたら理想なんだけど、どこかにやってる人いないかな。

←2020      2016→

また、トラックパッドの形状も変更されています。

角の丸みがキーボード枠と同じだ。

↑2016        2020↓

その他の部分はほとんど変更されていないようです。

どちらもThunderboltが4ポートのモデルなので、端子も全く同じ。

ディスプレイが2018年モデルからTrue Toneに対応していますが、見た目では全く分かりません。

ベンチマークをとってみる。

画像はGeekBench6で測定した数値です。

2016年モデルの2コア/4スレッドから4コア/8スレッドに増加したことにより、マルチスレッド性能が約2倍にまで向上しています。

シングルはあまり変わってないね。

続いてはグラフィックス。

第10世代の中でもグラフィックスが強いG7モデルのCPUを搭載しているはずですが、いまいちスコアが伸びていませんね。

まあ、3Dレンダリングや4K動画編集を行うのでなければ、これで十分でしょう。

定価18万円と考えると、iGPUじゃ物足りない気もするけどね...

 

M1 MacBook Airとどちらが良いか?

最近ではM1搭載Macの値下がりも進み、最廉価のMacBook Airは安いもので6万円だいから購入できるようになってきました。

しかし、安く購入できるものはメモリ8GB/ストレージ256GBのものがほとんど。

メモリ16GB搭載モデルは台数も少なく、必然的に価格も高くなってしまいます。

お絵描きソフトで沢山レイヤーを使うから、16GBは欲しかったんだよね。

さらに、外部モニターが1台しか接続できないことも、M1 Airを選ばない理由になりました。

外部モニターを2台繋げたいとなると、14インチか16インチのMacBook Proを選ぶ必要があります。

AirにはUSB-Cが2ポートしかないのもネックだよね。

一時期USB-Cポートが1つしかないMacBook 12インチモデルを使用していたこともありましたが、メイン機として自宅でも使うなら4つは欲しいところです。

と、このような条件を満たしつつ、なるべく安価なものを探したところ、この機種に辿り着きました。

Apple Siliconに手を出すのは、もう少し後でいいかな。

 

メリット・デメリット

最後にこのMacを購入してよかった点、よくなかった点をまとめておきます。

メリット

  • 安い
  • 外部モニターが2台接続可能
  • Boot CampWindowsが使える
  • USB-C(Thunderbolt 3)ポートが4つ

デメリット

  • バッテリーの持ちが悪い(最大10時間、M1 Airは同18時間)
  • Touch Barはいらないかも
  • 重い(1.4kg)
  • ベゼルが太め

とはいえどれも致命的な欠点ではないので、概ね満足して使用できています。

 

最後までお付き合いいだだき、ありがとうございました。

 

 

<おまけ>

データ移行の際にストレージを漁っていたら、こんなものが出土しました。

どうやらヘッダー画像用に描こうとしていたものらしいです。

ちなみに現在のヘッダー画像はこちら。

人って、成長するんだね...