初めてのメカニカルキーボードにもおすすめ!
- キュートでポップなデザイン、つい触れたくなる打鍵感
- ファンクションキーはやっぱり便利
- 実用性ならHalo75、デザインならHalo65
こんにちは、青葉みつです。
可愛くてコンパクトなキーボードが欲しいけど、ファンクションキーは欠かせない。
そんなわがままを叶えてくれる素敵なキーボードを購入してみました!
- NuPhyとは
- Halo65を持ってるのに、なんでHalo75を買ったの?
- これがNuPhy Halo75だ!
- Halo65との違い
- Halo75 V2を選ばなかったわけ
- いいところ・イマイチなところ
- まとめ:どっちも良い!
NuPhyとは
NuPhyは、中国・深圳に本社を置くキーボードメーカー。
NuPhy製品の特徴はなんといってものその可愛らしい見た目。
メカニカルキーボードというと、全体が真っ黒でギラギラと眩しいLEDのついたギーク的な印象のあるものがほとんどの中、NuPhyのキーボードはポップで明るいデザイン。
それでいて性能やカスタマイズ性もバッチリ確保しているという抜け目のなさで、新興メーカーながら世界中でファンを獲得しています。
主な製品はこんな感じ。
・メカニカルキーボードのHaloシリーズ
・薄型軽量かつメカニカルなAirシリーズ
・フルアルミ筐体のNOSシリーズ
今回私は一番上のHaloシリーズから、中間サイズのHalo75を選びました。
Halo65を持ってるのに、なんでHalo75を買ったの?
私は現在、以前記事にしたNuPhy Halo65を愛用しています。コンパクトで打鍵感も良く、とても気に入って使用していたのですが、一つだけ不満な点がありました。
それは、ファンクションキーがないこと。
Macではファンクションキーにメディアコントロールやショートカット機能が割り当てられており、音量調整や画面輝度調整は基本的にキーボード上で行うことができます。
ですが、Halo65にはファンクションキーが搭載されていません。なので音量や輝度を調整したい場合には、Fnキーと数字キーを同時押しする必要があります。
同時押し自体はそこまで手間というわけではありませんが、2つのキーを押下するためどうしても操作にかかる時間が増大してしまっていました。
これがちょっとだけ不満だったんだよね。
元々Halo65を購入する際にHalo75と悩んでいたこともあり、どうせなら...と購入して比較し、気に入った方を残すことにしました。
これがNuPhy Halo75だ!
じゃーん!どう?かわいいでしょ?
このキーボードの特徴はなんといってもそのキュートさ。真っ白なアルミ筐体に、どこかGoogleのような玩具感のあるポップな色合いのキーキャプが映えます。
キーキャップはもちろんPBT製。ダブルショット(二色成形)なので耐久性もバッチリです。
配列はUS(英語配列)。国内で主に利用されているJIS(日本語配列)とは異なる点があるため少しだけ慣れが必要ですが、慣れればとても快適。
英数/かなの切り替えは、『英かな』というアプリでCommandキーに割り当てて行うことができます。
Halo75はバックライトも搭載しています。
Halo(光の輪)の名前通り、周囲とキー直下に埋め込まれたRGB LEDが辺りをふんわりと照らしてくれます。
キーキャップが光を透過しないタイプだから、ゲーミングキーボードのように眩しくないのもいいね!
キースイッチはRose glacierを選択。NuPhyとGateronがコラボした独自のタクタイルスイッチで、サクサクと心地良い打鍵音を聞かせてくれます。
スイッチのシースルーピンクもこれまたかわいい!
ホットスワップに対応しているので、気に入らなければスイッチを交換することも可能ですよ。
接続方式は有線/Bluetooth/2.4GHz無線の3種類。Bluetoothでは最大3台の機器と接続することが可能です。
2.4GHz用のUSBレシーバーは本体に収納されており、マグネットのおかげで落とすこともありません。
また、Halo75はMac/Windowsの両方に対応しており、Windows用のキーキャップも付属しています。
MacとWindowsの切り替えは側面にあるスイッチで簡単に行えるよ!
詳細なスペックはこんな感じです。
製品仕様
・製品名:NuPhy Halo75
・カラー:ホワイト/ブラック
・レイアウト:ANSI 75%
・配列:英語配列(US)
・キー数:83キー
・ホットスワップ:対応
・接続方式:有線(USB Type-C)、Bluetooth 5.0、2.4Gワイヤレスレシーバー
・対応OS:macOS、Windows、iOS、Android、iPadOS
・バッテリー容量:4000mAh
・バッテリー駆動時間:最大260時間
サイズ
横幅:319.5mm
奥行:134mm
高さ:38mm
重量:1.18Kg
(引用元:https://nuphy.com/products/halo75?srsltid=AfmBOorqkr0GYKKVPrntGMsQZNhVDbdbt6b3qTU8bXUm8DDINMNDXjRu)
Halo65との違い
ここからが本題だよ!
ここではファンクションキーの有無でどう変化するのか、手持ちのNuPhy Halo65と比較してみたいと思います。
見た目・サイズ感
Hlo75はファンクションキーが追加されている分、少しだけ縦に間延びしているように見えてしまいます。
2cm程度しか変わらないのに...
デザインはやはりHalo65の方がスッキリして見えますね。
縦の長さ違う分、移動時の掴みやすさもHalo65に軍配が上がります。
メディアコントロールのしやすさ
Halo75を購入した一番の理由がこれ。
指一本で音量調整できる!再生/停止が一瞬でできる!
Magic Keyboardなど一般的なキーボードでは当たり前のことなのですが、Halo65に慣れているとファンクションキーがあるだけでとても便利に感じてしまいます。
とはいえ、メディアコントロールではなくF7など通常のファンクションキーとして利用する場合には変わらずFnキーと同時に押下する必要があります。
メディアコントロールとファンクションキーのどちらをデフォルトにするかはFn+X+Fキーで変更できるよ!
キー配置
Halo65とHalo75のキー配列の違いは、厳密にはファンクションキーの有無だけではありません。
最右列のキーがHalo65では上からDel→PgUp→PgDn→Endになっているのに対し、Halo75ではIns→Home→End→PgUp→PgDnとなっています。
DelキーについてはHalo65がBackSpaceの右側にあるのに対し、Halo75ではBackSpaceの真上に配置されています。
Halo75ではFキーの右にスクリーンショットキーが追加されているので、Shift+Command+F4という面倒なショートカットを押下する必要がないのはありがたいですね。
これは便利だ!
Escapeキーと共用になっていた`〜キーも独立し、使い勝手が向上しました。
これらはキーマップ変更アプリでカスタマイズできるので配列の違いはそこまで使い勝手に影響しないと思いますが、Halo75ではキーの数が増加した分、余裕も増加しているように思います。
Mac/Winの切り替え
Halo65ではMac/Winの切り替えにFn+X+S/Fn+X+Aキーを押下する必要がありましたが、Halo75では上部にスイッチが搭載されたことにより、OSの切り替えが容易になりました。
機能が多い分ショートカットも多くて覚えるのが大変だから、これもありがたい機能ですね。
Halo75 V2を選ばなかったわけ
ここまで触れてきませんでしたが、Halo75にはHalo75 V2という後継機が存在します。
ガスケットマウントが採用されたり、デザインが一新されたりと魅力的な製品ですが、私はあえて旧機種であるHalo75 V1を選択しました。
その理由はデザインと価格です。
デザインに関してはV2の方が魅力的だなと思える部分も多く存在しますが、端部に採用された灰色のキーキャップと右上に配置された『HALO』のエンブレムは好みではありませんでした。
そして価格ですが、Halo75は公式サイトで33,000円と、V1の25,080円から大幅に値上け。
中古市場でもV1が一万円以下で購入できるのに対し、V2は二万円程度と二倍の価格差があります。
性能としてはV1でも全く不満はないので、手の届きやすいV1を選択しました。
安くなったらV2も欲しいな。
ちなみに、現在(2024/8)発売されているのはHalo75 V2とHalo96 V2のみで、Halo65 V2は発表されていません。
いいところ・イマイチなところ
ファンクションキーも付いて最高!なHalo75ですが、もちろんいいところばかりではありません。
ここでは、NuPhy Halo75のいいところとイマイチなところをまとめておきます。
いいところ
・ポップでキュートなデザイン
・ファンクションキー搭載
・心地よい打鍵感、打鍵音
・安定感のあるアルミ筐体
・接続方式の豊富さ
・ホットスワップ対応
イマイチなところ
・デザインの可愛さはHalo65に劣る
キーが一列増えたぶん野暮ったく見えてしまうのは仕方ないかな...
・バッテリー駆動時間がHalo65より60時間も短い
・持ち運びに適さないサイズと重量
頻繁に持ち運ぶのであれば、同じNuPhyのAirシリーズを選んだ方がいいかもしれませんね。
・RGB LEDは使わない
・キーキャップの隙間からネジが見える
とはいえクリティカルな欠点は存在しないので、初めてメカニカルキーボードを購入するという方にもおすすめできます。
まとめ:どっちも良い!
それで、結局Halo65とHalo75のどちらを残すか決まりましたか?
うーん...どうしよう...
決められない!
なんですかそれ...
実用性だけで言えばHalo75一択ですが、デザインや取り回しのしやすさを加味するとHalo65も捨てがたい。実に悩ましい選択です。
とはいえ急ぐ必要もないので、これからじっくり使用して決めたいと思います。
もしかしたらこの二台体制がずっと続くかも?
ちなみに、二台同時に使うとBluetoothが干渉して反応がとっても遅くなります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
ではまた次回!